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『鉄錆と1000カラット』魅力&これまでの紹介
pixivシルフで連載中の鳳香先生の漫画、『鉄錆と1000カラット』。
先日Xのタイムラインで漫画が読める投稿が流れてきて、「瞳に宝石を持つ」という、これまで出会ったことが無い特徴に惹かれました。
絵柄も好みで読んだら面白く、いつの間にか読めるところまで読んでいました。
彼らは「宝石様」と呼ばれて特殊能力も有しており、普段は「宝石箱」という限られた空間にいるのですが、その中で繰り広げられる出来事から更に考察が広がるので、非常に読み応えのある作品です。
また、宝石様の瞳が十人十色で場面によっては宝石の色が入る場面もあり、美麗な描写が見ていて飽きないです。
そんな中、宝石箱に鉄を瞳に宿したユニ・アイローンという少女がやって来るのですが、宝石箱の謎に迫っていく様子が見ていてハラハラドキドキするので、展開が気になって仕方がない作品です。
これから、『鉄錆と1000カラット』の魅力を徹底的に考察し、感想をまとめています。
今回の記事では、コミックス『鉄錆と1000カラット』(鳳香)第2巻の第5話の中盤の内容になります。
状況としては、ユニが大きな浄化の時にブラックダイヤから宝石箱の中でのデートに誘われて行くところからについて、考察や感想をまとめていきました。
本心や如何に
ブラックダイヤがユニを案内した後からになります。
最初は良い雰囲気なのですが、だんだん精神的に不安定そうな感じになっていくところでブラックダイヤの能力と思しき描写も見られたので、目が離せません。
ブラックダイヤの様子の変化
さて、ブラックダイヤがユニに案内したかった場所に来ましたが、装飾が細かくて、非常に拘ってる感じで驚きました。
ここで純粋に嬉しい気持ちが出てる様子のブラックダイヤの笑顔が、取り繕っている感じが無いため、本当のブラックダイヤを見られている感じがして良いですよね。
純粋に褒めていたところで良い雰囲気だったのに、精神的に不安定そうな描写になって一気に警戒心が上がってきました。
ブラックダイヤは能力を使っているのでしょうか?
私は彼に対して紳士的なイメージを持っていましたが、急激に安心出来ない空気になってきたので、心の中がざわめいてきました。
ここのブラックダイヤの描写からして、能力は心を見透かす、もしくは過去を無理にでも思い出させる、でしょうか?
アレクレア様の登場
安心出来ない雰囲気の中で、突然何かが現れたかと思うと、一気に多くの数ものを見せるわけですから、興奮混じりの驚きを感じました。
よく見たら花と蛍が合せられているではありませんか。
2つの違うものを合せるのはアレクレア様しかいないでしょう?
想像していても、実際にアレクレア様の姿が見えると更に感動します。
数多く見えるものは1つだけではなくて、全て花と蛍を合わせたもののようですね。
普段が傍若無人な感じなので、相反して非常に繊細な感じが感動を呼び起こします。
アレクレア様はユニのことを迎えに来たのでしょうか?
最初は、昼は女だから力技になった時に勝てないから、ユニと一緒に来なかったのかと思っていましたが、アレクレア様の性格を踏まえると違いそうだと感じました。
ロレイン=エメラルドとミレイユ=ヘリオドールに、ユニがブラックダイヤと一緒に出た際に色々言われて、部屋に帰ってから考えてユニを迎えに来たことが想像出来ます。
それにしても、蛍と花をあれだけの数一緒に出来るのは、手で触れて集中したというよりも、自身の身体に触れたものに対して能力が使えた、即ち能力値が上がったことになると考えられます。
能力値が上がったことについて、いちファンとして想像を巡らせてみたのですが、能力値が上がったのは、その時点で誰かの願い事を叶えたから、ではないでしょうか?
その誰かの願いが、ユニがアレクレア様に迎えに来てほしいことを考えました。
だからアレクレア様の能力値が上昇して、必ずしも自身の手で触れなくても、触れているところから能力が伝播していったように思われます。
そして、ブラックダイヤの発言が気になりました。
「君と僕は会ったことは無いよ」
ブラックダイヤの発言からして、遠くからユニのことを見ていたことになりますし、ブラックダイヤが知っている「本当のこと」についても、何のことなのかが気になります。
やはり宝石箱には何か秘密があって、それを自分は知っている、ということでしょうか。
それにしても、アレクレア様の瞳が他の宝石様と違うって感じられた、区別がつくのはユニがそれだけアレクレア様のことを信じてきていることが判り、微笑ましく感じました。
ユニが感じたことからブラックダイヤについて考える
それにしても、どう言葉で表したら良いかわかりませんが、ブラックダイヤと対面したユニが発した一言で、ブラックダイヤの能力について深読みすることが出来ました。
ユニは、自身の精神が不安定になって危うくなる旨の発言をしていましたが、ユニが出した言葉からして、やはり宝石様が純粋な人間ではないことが考えられます。
また、ユニが発した一言は、ブラックダイヤの能力が、相手の深層心理を読み解くようなものであることを示唆しているように思われます。
つい先日、サファイア達双子との鬼ごっこ後にユニは倒れてしまいました。
最初は鬼ごっこの疲労感によるものかと思われましたが、鬼ごっこだけではなく、サファイア達双子の性格が、ユニが今まで出会ったことがないタイプだったことに対する、精神的な疲労もあるのではないかと感じました。
そして今回のユニの言葉から、やはりブラックダイヤの目の様子も含めて、ブラックダイヤの能力が、ユニの意識を失う事象の決定打となったように思われます。
- ユニがサファイア達双子との鬼ごっこの後にブラックダイヤと対面、意識を失う。
- ユニがブラックダイヤとお食事中に辛そうになってきた。
更に以上2点の今回までの件を含めて、この世を去った宝石様の最期をブラックダイヤが手引きした仮説も立てられました。
それでは、何故アレクレア様が生涯を閉じた宝石様の部屋から出てきたのかと考えましたところ、これはブラックダイヤの能力によって、そう動くように仕向けられた可能性があることを思い巡らせました。
アレクレア様もその時のことはあまり記憶に残っていないようなので、ブラックダイヤは精神に作用する能力を持っているのではないでしょうか?
もし仮にそうだった場合、何故ブラックダイヤがこの世を去った宝石様の最期に、アレクレア様が関わるよう仕向けた疑問点が浮上してきます。
この点に関しては、宝石箱の中での順位争いが関係していることを考えました。
アレクレア様はもともと順位がかなり上で、ブラックダイヤと並ぶ位だったと予想しています。
そうでなければ、初対面でユニのことを警戒していたアレクレア様が、ブラックダイヤとあんな感じで親しそうな会話をしないと思います。
そしてブラックダイヤは、自身が宝石箱の中でトップに立つ目的を達成させるために、周囲を蹴落とすことを考えたのではないでしょうか。
その時に、宝石箱の中の順位と関係性で近しいところにいたアレクレア様に悪評がつくよう仕向けて、さらにその時に順位が近かった宝石様が、この世を去るきっかけや出来事にアレクレア様を関わらせるように仕向けたことを考えました。
もしくは自分の能力を使って、この世を去った宝石様が自分自身で精神が不安定になる行動をとらせたのかな、とも考えました。
そしてアレクレア様は、やはりブラックダイヤがこれまで無かった行動を取っていることに疑問を持っているようで、その点についても注視した方が良さそうですね。
あと、能力を使い過ぎたら体調崩すことについても初耳で単純に驚きました。
まとめ
- 宝石様は能力を使い過ぎたら体調を崩す。
ブラックダイヤ
- 能力:精神感応系と思われる。
- 自身が宝石箱の中でトップに立つために能力を使ってアレクレア様を巻き込んだのか。
- アレクレア様曰く、これまでにない行動をとっているとのこと。
- 行動原理が不明。
今回の記事では、ブラックダイヤとデートをしていたユニを連れ戻しにアレクレア様が来た場面が非常に感動的でした。
次の記事では、ユニがやって来た依頼人の願いを叶えるためにアレクレア様に相談する場面について、また、ふとアレクレア様の宝石様としての特性に触れながら私の感想や考察をまとめました。
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