コミックス『鉄錆と1000カラット』(鳳香)第2巻に掲載されている内容になります。
シャトンさんから課された特訓の最後に、ユニが願いを叶える宝石様が判明した後の、博覧会に向けたちょっとした準備についての考察です。
目次
悩みのある宝石様予想
行けばわかると言われて行った中庭にいたのがミレイユ=ヘリオドールだったのは意外でした。
シャトンさんとブラックダイヤが親しげに話していた場面を見ているので、やっぱり何となくシャトンさんはブラックダイヤ贔屓がある気がしていました。
なので、中庭にある悩みのある宝石様はブラックダイヤか、もしくはユニと仲良くしているアレクレア様がいるのかなと思っていました。
でもよく考えたら、シャトンさんのお家は宝石箱に忠実に使えているはずなので、誰か一人だけ宝石様を贔屓するってことは無いですよね。
これこそ私の偏見がダダ漏れの考察で申し訳ないです。
あと、初見時ではわかりませんでしたが、ユニが中庭に行く時に背中に背負っているものの正体について、2回目くらいでようやく気づきました。
てっきり周囲にあるもので解決させると思っていたので、シュールでちょっと吹き出してしまいました。
ユニが自発的に持って行くことを言ったのか、もしくはシャトンさんが使っても良いことを言ったのか、それとも持って行くように言ったのか判りません。
そうだよね、鉄の塊って大体重いと思うから、軽々と背負っている様子もちょっとツボに入った感じはあります。
しばらくシャトンさんに鍛えられていたから、背負いやすくなったのでしょうか?
宝石様の悩み
中庭にいた宝石様や、抱えている悩みについて吐露されていきます。
その中で気になったことや考えられることをまとめていきました。
悩みを持つ意外な宝石様の正体
中庭にはミレイユ=へリオドールがいますね。
私も最初は何かの勘違いか、願いを叶えてほしい宝石様のお使いみたいな感じで、もしくはたまたま中庭にいただけなのかなと思いました。
一見悩みなんて無さそうなミレイユ=へリオドールから、ごく自然に悩みがあることを聞き出せていたので、心の中でユニに称賛の拍手を送っていました。
私の狭い人間関係でのこれまでの年月や、芸能人の振る舞い方を見ていると、明るい人って自分の悩みをため込まないで、周囲にしっかり話しているのかと思っていました。
だから、これまでのミレイユ=ヘリオドールの描写から、ミレイユ=へリオドールは周囲に話さず、自分の中にため込んで笑顔を保ち続けるタイプなんだな、って意外性を感じました。
もしかしたら私が見ている人達も、実はどこかで心の中のお悩みとかを溜め込んでしまっている人が多いのかなともちょっぴり感じました。
ただよく考えてみると、仕事とかでも普通にさっきの人言動や服装について、その人達が去った後にこそこそと陰口のように言っている様子が視界に入りますね。
悩みとは違うのかもしれませんが、ため込まないようにしているなのだな、と思い出して感じました。
2人の宝石様の仲
悩み事の詳しいお話はお部屋で、ってことでやって参りましたが、よく読んでみたら、連れてこられた部屋がミレイユ=ヘリオドールの部屋では無く、ミレイユが怒らせてしまったロレイン=エメラルドの部屋であるところで違和感を感じました。
正直最初は気づかず、作品の雰囲気を楽しむためにサラサラって読んでいました。
部屋同士の扉が繋がっていたとしても、怒らせてしまって後悔を感じている相手の部屋に、こちら、多分特に断りも無しに入れてあげているものと思われます。
断り無しで入れられるのであれば、こんな風に悩む必要性や、何故悩んでいるのかと不思議に思っていましたが、怒らせた原因のものがロレイン=エメラルドの部屋にあるとのことで、それを見せに来たようです。
壊してしまったものがロレイン=エメラルドの物だったら、確かにそれをミレイユ=ヘリオドールの部屋に置いておくのは違うような気もしますし、そういうことは無いと思います。
もし仮にあったとしても、それはあなたが直せって言って押しつけられた場合だと思うので、とにかく怒らせてしまった相手の部屋に断りも無しに入れるような仲であることがちょっとわかりました。
ミレイユ=へリオドールの話から、怒らせてしまった原因がじゃれ合っていた時に壊してしまったものに関係することが判明しましたね。
ただ、大きな浄化の際に見たロレイン=エメラルドの様子は、誰かとじゃれ合う感じの雰囲気には見えなかったので、驚いて2度見してしまいました。
問題の時の様子の描写も、ロレイン=エメラルドは無表情だったので非常に驚きました。
今の表情がデフォルトらしいのもあると思いますが、じゃれているミレイユ=ヘリオドールがすごい満面の笑みだからこそ、余計にギャップが生じて面白さを感じます。
ロレイン=エメラルドと仲直りするために、宝石箱に似たような石像を用意してもらうっても考えたようですが、考えた時に自身の中で生まれた違和感を無視せず、そこで止まれるミレイユ=へリオドールの気持ちが、人間らしい温かさを持っているなと感じました。
また、箱入りした当初はグイグイいってて煙たがられたことについて色々考えました。
グイグイいってたのが宝石箱入りしたばかりの宝石様達ばかりだった場合
- 瞳が発現してから24時間以内までに宝石箱の中に入らないといけない。
- 宝石箱に入る準備:住まいと宝石箱の距離によっては慌ただしくなる。
以上2点のことから、ミレイユ=へリオドールがグイグイいった際に戸惑ってしまって、結果相手の宝石様が煙たがっていると感じられる言動をとったのかな、と考察しました。
しかし、離郷した寂しさがあればミレイユ=へリオドールから話しかけられるのは結構心強い気がします。
私だったら故郷から離れた寂しさがあって、ぐいぐい話しかけてくれるミレイユ=ヘリオドールは非常に心強い存在になりますね。
グイグイいってたのが宝石箱入りしてしばらく経過していた宝石様達ばかりだった場合
もしも話しかけた相手が、宝石箱に入ってしばらく経過していた宝石様であれば、ロレイン=エメラルドがしているのは敵情視察みたいに捉えられても無理はないと思います。
なので、話しかけた宝石様達に煙たがられても不思議ではないのかなと感じました。
それとも、自分達の時とは違って、宝石箱に入りたてのように見られるのに、積極的に話しかけているミレイユ=へリオドールに驚き、その後に敵情視察をされているのかと警戒するようになったのでしょうか。
ロレイン=エメラルドとミレイユ=ヘリオドールの心の強さ
そう考えるとロレイン=エメラルドは自分の芯があってすごいと思います。
ミレイユ=ヘリオドールがロレイン=エメラルドと対話をして印象的に感じたことについてです。
初対面でパンチの効いた対応をされたことではなくて、自分の意見を言ってくれたってところに焦点が当たっていて、人柄や心根の良さが垣間見えて良かったです。
私だったらロレイン=エメラルドの反応にビクッと怖がってしまって、それ以上話しかけられないと思いますし、初対面の印象が強く残ってしまいそうです。
ただ、そもそも私とミレイユ=ヘリオドールの性格って違いすぎるから、彼女のように誰彼構わず話しかけるってことしないな、と思って心の中で一人乾いた笑いを響かせます。
ミレイユ=ヘリオドールも凄いです。
相手の反応に怖がらずに話しかけることは勿論ですが、宝石箱の中の設備についても、私だったら宝石箱の中に入って中の設備で楽しみ尽くしてしまいます。
自分の気持ちを無視していないところが良いなと思いました。
2人の仲違いを解決させる方法とは
ミレイユ=ヘリオドールの気持ちを聞いて解決策を思いつくところについて、単純に元通りにするだけでは無い、ミレイユ=ヘリオドールの気持ちを汲んだ直し方をしているから、スカッとした気持ちの良さがあることがわかりました。
それにしても、慣れていなければユニの能力を使う前の準備運動は驚くし、多分能力行使に慣れてくれば準備運動無くても良いと思います。
確かに、持ってきた鉄と合わせて石像を修復して、出来上がったものはふざけているようにしか見えません。
ですが、無我夢中でユニが作ったものってのを考えたら、どうやって自分の気持ちを伝えたら良いかわからないミレイユ=へリオドールの気持ちになって、ミレイユ=へリオドールの気持ちを解釈した結果がこの形なのかなって考えると、心が温かくなってきました。
更に石像の首が折れて頭が落ちた場面では、初見時でも見ていてヒヤヒヤしましたが、それに対してロレイン=エメラルドがクスクスと笑った様子は2人だけでなく、私も怒っていなかったのかと驚きました。
いや、でも怒っていても面白くてクスクス笑ってしまったってことはあるから、実は怒っていなかったのかと考えるのは安易ですね。
まとめ
- 悩みのある宝石様はミレイユ=へリオドールだった。
- ロレイン=エメラルドの部屋にあった石像を壊してしまって、ロレイン=エメラルドと口をきいていなかった。
- ミレイユ=へリオドールは思っていた以上に芯のある宝石様。
- ユニがミレイユ=へリオドールから、ロレイン=エメラルドに対する気持ちを聞いた上でユニなりに石像を治して、ロレイン=エメラルドの反応待ち。

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